「マルチ・ポテンシャライト」ってどんな人?

 あなたは、「マルチ・ポテンシャライト」という言葉を聞いたことがありますか。

マルチ・ポテンシャライトは英語で表記すると、「Multipotentialite」と書くのだけど、Mutli(複数の)、Potential(可能性、才能)、Lite(=人)という3つの言葉が1つに合わせてできた言葉です。

このマルチ・ポテンシャライトという言葉の生みの親は、エミリ・ワプニックさん、という方で、『マルチ・ポテンシャライト-好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』という本の著者でもある方。

マルチ・ポテンシャライトと言われる方が持つ代表的な3つの資質とは?

1)好奇心が旺盛で、「やりたいことを1つだけ選んで、残りを全て捨ててしまうなんて嫌だ!」と考える

2)いくつものアイデンティティを育み、それらを自在に行き来することを楽しむ→アイデンティティを1つに絞れ、と言うメッセージにゾッとする。

3)新たなカテゴリーを生み出す力がある→各分野の関連性を見出す、深い知識を得ることができるので、それらを組み合わせたり、良いとこ取りをして、新たな分野を生み出すことに長けている。

これまで、「飽き性」、「器用貧乏」、「専門性に欠ける」と言ったネガティブワードで自信をなくされてきた、マルチ・ポテンシャライト達

 私は、マルチ・ポテンシャライトである、ということは1つの個性にすぎない、と思っています。

最近、少し前から「繊細さん」という言葉がよく聞かれるようになり、本も書店で面置きされているのをご存知ですか?

マルチ・ポテンシャライトも、その人を表す1つのワードに過ぎないのに、

こと日本社会では、「専門は1つに絞るのが良いこと」といった風潮が強く、

また近年、「好きを仕事にしよう」とか、「天職を見つけよう」、「パーパスを生きよう」なんて言われることも多く…

きっとマルチ・ポテンシャライトの方は生きづらさを感じて来たのではないか、と思います。

(私も実際、会社員時代、上司に、「飽きっぽいんじゃない。」とストレートに言われて、「その通りだけどさ、、、だって飽きちゃうんだもん。」と困った経験があります。)

そして、もっと悲しいのが、「マルチ・ポテンシャライト」と言う言葉が出てくる前まで、

・飽き性

・器用貧乏

・専門性がない

と言ったネガティブな言葉でしか、私たち、マルチ・ポテンシャライトの資質が語られて来なかった、ということ。

これ、海外でも同じで、ネガティブな言葉ばかりで語られていたそうなんです。

そりゃ、自尊心も自信も無くしちゃいますよね😭

だけど、私は、人生100年時代は、マルチ・ポテンシャライトが輝く、活躍していける時代だと思っています!

今まで、「飽き性」、「器用貧乏」、「専門性がない」とネガティブな言葉で語られていたあなたの資質、才能に変えていきませんか?

「マルチ・ポテンシャライトが、社会で自分らしさを大切にしながら、活躍できる社会を創る」

「マルチ・ポテンシャライトが、社会で自分らしさを大切にしながら、活躍できる社会を創る」

これが、私が今後3年以内に実現したいビジョンです。

そのためには、マルチ・ポテンシャライトの方が悩みを共有できたり、お互いに交流を深め、情報交換ができる安心・安全な場が必要だと考え、Facebookグループを創りました。

「もっと、自分らしく生き、働きたい!」、「もっと自分を開放したい!!」と思ったマルチ・ポテンシャライトさんのご参加をお待ちしています。

Facebookグループへの参加は、事前申請が必要となっておりますので、お仲間になりたい方は、こちらのリンクより、申請お願いします♪

マルチ・ポテンシャライト研究家 伊藤知子