人生のターニングポイント2:2019年、人生の片付け祭り

前回のブログでは、私開放ナビゲーターとして活動する、私自身の「3大私開放」体験のうち1つ(人生のターニングポイント1:60日間船で東南アジアの若者と共同生活について)をお届けしました。

「最初から読みたい!」という方は、ぜひこちらからお読み下さい!

今日は、「3大私開放体験」の残り2つについて、お伝えしていきます。

人生のターニングポイント2:2019年、人生の片付け祭り

初めての転職が思うようにいかず、「まずは、やってみよう!」と個人事業主という働き方を選択してから半年くらいが経ったのが、2019年年明け頃。
委託を受けたプロジェクトの1つで疲弊し、働き方、仕事の進め方を見直したい、と立ち止まった時期だった。

「今回は一人では立ち上がれないかも…」そんな気持ちになった時、ふと頭に浮かんだのが、こんまり流お片付けコンサルタントとして活動されている知人の方の顔。

そこまで親しい方ではなかったので、内心びくびくしながら、自分の状況を伝え、「助けて下さい!!」と思い切って連絡した。

私は心がザワつく、モヤモヤする時は、なぜか本棚の整理をしたくなる傾向があるのだが、当時、本棚の整理を始めても一向に進まず、片付けコンサルタントの知人にSOSすることに。

すると、「今の知子さんの状況なら、力になれると思う。」とのお返事を頂き、「リバウンドはさせないから。これは人生に一度の片付け祭りよ。」との力強い言葉に背中を押して貰い、2ヶ月集中的に片付けに取り組んだ。

 

実は、「人に迷惑をかけてはいけない、手を煩わせては申し訳ない。自分で何とかしなくては!」という思い込み、思考になりがちな私は、人に「助けて下さい!!」とお願いするのが苦手だ。
(「助けて下さい♡」と人に頼るのは、今も少しずつ、トレーニング中。この思い込みを手放している最中。)

片付けでは、ペンの1本1本、お箸1本に至るまで、家にある全てのアイテムを手に取り、「ときめくか」を基準に、まだお世話になるか、手放すのかを丁寧に決める。

最初は、「どう?ときめく?理想の知子さん、未来の知子さんはどう感じる?」と聞かれても、「ときめく」という感情がよく分からなくて、「これで良いのかな?」と半分頭に?を残しながら進めていた。

不思議と、片付けが進むにつれ、自分の感覚・感性が戻ってきたのか、アイテムを残すか手放すか選択するスピードも速くなり、「私にとって、トキメクって、こういうことか」と体の感覚で分かるように。

片付けコンサルタントの知人のお陰で、私は、片付けを通して、自分の感覚、直感を取り戻し、付随して自分への信頼が高まったのです。

人生のターニングポイント3:2019年6月、「社会起業家に会うスタディーツアー」参加

「人生の片付け祭り」を終えた直後。「住民参加型の街づくり」、「サステナビリティ」といったキーワードに惹かれ、気になっていた、アメリカの西側にあるポートランドという街。

「何か気になる♡行ってみたいな…」と思いながらも、土地勘もないし、知り合いもいないからと数年間もの間、行動に移せていなかったのです。

そのポートランドで、「社会起業家と出会う」をテーマにしたスタディツアーが開催されるとの情報を偶然目にし、直感で「申し込もう!」と決めました。

その土地を訪れると、「あっ、何となくここは自分と気が合う、合わない。」という土地との相性を肌で感じるのですが、ポートランドの空港から出た瞬間、「何かこの街とはとっても相性が良さそう♡」との予感が(笑)

スタディーツアー後半、郊外にある畑で、朝農園で収穫したての食材をふんだんに使い、農園主の方自ら調理して下さったランチをいただく機会がありました。

1品1品、素材を活かした素朴なお料理が、藁でつくられたテーブルと椅子に並べられ、畑の真ん中で昼食をとる、豊かな体験。

1口噛むごとに、食材のエネルギー、調理してくれた方の大きな愛情がビンビンと伝わってきて、身体中の細胞1つ1つが喜んでいるような感覚を感じました。

なぜか分からないけれど、料理を通して、「あなたは、あなたで良いんだよ。」と温かくハグしてもらうような、そんなメッセージを貰った気がしました。

同時に、「私は、ここに居て良いんだな」と心から安心できて、自分の感覚、感性、好奇心が一気に開かれていく感覚に包まれました。

 

私個人の場合の話になりますが、
「自分の人生の舵を自分に戻し、自分の好奇心・感覚に正直に生きる」キッカケは、

・立ち止まる時間
・心が大きく動く体験や出来事
・自分の感覚、感性を思いっきり開く環境


が鍵なのだ、と再確認。

あなたの、「私開放」のキッカケ、人生のターニングポイントとなる体験、出来事はどのような事がありますか?

「私開放体験」番外編、2023年3月屋久島に引っ越して感じていること、「私開放」されていると感じた瞬間、経験については、別記事にてご紹介します。