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人生の3大転機(ターニングポイント)
人生の転機(ターニングポイント)と聞くと、どのような出来事、体験を思い出しますか?
今日は、私開放ナビゲーターとして活動している、私、伊藤知子の「私開放体験」TOP3について、お届けします!
そもそも、「私開放」って何のこと?と思われた方は、こちらの記事 (伊藤知子が考える、「私開放」とは?)を読んでみて下さい。
私が、「より自分の人生の舵取りができるようになった」、「自分という素材を活かして生きることができるようになった」3つの体験の共通点をまずお伝えしますね。
それは、
・立ち止まる
・心が大きく動く
・自分の感性、感覚を開く
です。
\私自身の「私開放体験」TOP3/
1)25歳の時、60日間船で東南アジア諸国の若者と共同生活
2)2019年、「人生の片付け祭り」に取り組む(2ヶ月)
3)2019年6月、「社会起業家に会うスタディーツアー」へ参加する
※(番外編)2023年3月、神奈川から屋久島への引っ越し
人生のターニングポイント1:船上で東南アジアの若者と60日間の共同生活
東日本大震災が起きた2011年。当時入社3年目だった私は、「自分の仕事は一体誰の役に立っているのか。本当に喜ばれているのか、必要とされているのか。」最高にモヤモヤしていた。
そのようなタイミングで東日本大震災が発生し、「いつまで命があるかは分からない、人生は1度きり」ということを痛感。
会社を説得し、2ヶ月間休職して、内閣府が主催する、「東南アジア青年の船」という国際交流プログラムに参加する機会を得た。
東南アジア10カ国と日本の若者と一緒に船の中で約60日間共同生活を送りながら、東南アジア5カ国を訪問。訪問した国では、ホームステイ、様々な社会的活動をする団体、機関を訪れる。
当時は、「プログラムに参加して、色々な価値観、生き方に触れて、これからの自分の生き方、働き方を見つめ直したい。」と考えていた。
元々海外との交流が好きだったので、新しい人や知らない価値観との出逢いは、好奇心が掻き立てられ、視野も広がり、楽しいことが沢山あるに違いない、とワクワク。
ところが、実際に参加してみると、「自分迷子に陥り、自分に絶望」したのだ。
社会人になって、3年目に入り、指示されたことは、一人で出来るようになっていた。会社では、「上司の判断に従う」(有難いことに、年齢に関わらず、自分の意見は聞いて貰える状況ではあったが、意見が通る、判断ができる立場ではないため)という大原則がある。
一方、船の中では、全ての国に通じる「常識」やルールはない。
自分達で「ルールについて合意し、創る」所から始まる共同生活は、カオス。
後から振り返ると、「上司からの指示のもと動く」という環境に慣れてしまっていた「私」は、「会社に自分の人生を預けてしまっていた。」
だから、「自分の好き、自分がこうしたい」を忘れてしまって、船の中で自分迷子に陥り、そんな自分に絶望した。
この絶望体験を経て、私は、「自分の人生のオーナーシップ(舵)は、自分で握り続ける」と、自分自身に約束。
ようやく、「自分の人生に自分で責任を持つ」というスタート地点に立てたのかもしれない。
「自分の人生の主人公は自分!」という姿勢で人生、自分に向き合うことで、「自分の人生は、自分で創れるのだ」と内側から力が湧いてくるのを感じた。
長くなったので、人生のターニングポイント2、3は後編にて、次回お届けします!