最近、「私」が経験した未経験

「マルチ・ポテンシャライトとパラレルキャリアは非常に相性が良い!」と最近常々感じる。

私自身、自分は、マルチ・ポテンシャライトなんだ!!と自覚する前から、パラレルキャリア(複業)という選択をし続けてきた。今年で複業歴は13年目に突入。

昨年11月から、今年の3月末まで、表立ってはさほど言わなかったけれど、「私」にとっては、チャレンジングな複業環境に飛び込んだ。

学生時代から関わりのある、「国際交流事業」のオンライン同窓会の企画をする実行委員に自ら立候補。

同窓会と言うと気楽な感じに聞こえるが、この国際交流事業は、46年以上の歴史があり、東南アジア諸国と日本を中心に、世界各国から、同窓会にOB・OGを中心に参加する、というなかなか歴史の深いものなのだ。

全大の実行委員会を数回重ねた後は、係毎に準備を進めるという流れで、当日まで準備を進めてきた。

今回、この実行委員会で私が、挑戦する事にした係は、「広報」。

個人事業主として、未来のお客様と出会うために、SNSで認知を広げるための活動は日々実践しているものの、「広報」を仕事として経験したことはない。

また、チームメンバーも、「広報」の経験は殆どない人ばかりで、手探りで進めていく感じ。

コロナ以前は、東南アジア10カ国と日本で幹事を持ち回り制にし、現地に集まって開催していた同窓会(幹事国に、その他の国の人が訪問する)。

コロナ禍で2年ほど実施できないままの状況になっていたのですが、日本がこの度立候補という形で初めてオンラインでの同窓会を開催する運びになりました。

実行委員で最低目標に掲げたお申込者数は、300人。

イベントの公式ページをFacebookで0から作成し、イベント情報のご案内を始めた当初は、ページのフォロワーさんも0。

だから、300人のお申込という目標は、夢のまた夢と感じていました。

結果的には、イベント前日までお申込をオープンにして、770名のお申込を頂くという結果に!正直、あまりの反響に驚きました。

振り返ってみると、インスタグラムを育てるプロジェクトに参加し、定期的に投稿を続けるために、「発信の型」を決めよう、とのアドバイスを貰い、自分がインスタグラムで継続して発信して来たことが、今回の同窓会広報でも役に立ちました。

投稿の型を早いうちにチームメンバーと合意する事ができたので、上手に役割分担をしながら、定期的に投稿を継続でき、認知拡大に繋がったのだと思います。

あとは、上手に人の力も借りられたこと、も鍵でした。

結果として、当初の目標を大きく上回ったものの、お申込フォームを開けてから、イベントが終わるまで、ハラハラドキドキしっ放し。

実行委員の反省会で、「広報がとても良かった」、との言葉を仲間からかけて貰い、初めて、無事お役目を果たせた実感が感じられて、ホッとしました。

「大胆!」、「行動力がある」と言って頂く機会が増えたけれど…実はとっても慎重派

「今」の伊藤知子しか知らない、と言う方は、信じにくいのかもしれませんが、私の本来の性格は、とっても慎重派。

自主事業を始め、自分のオリジナルサービスを提供するようになって、9ヶ月位経ちますが、始めたばかりの頃は、「石橋を叩いても、渡れなかった…💦」なんてことも沢山経験してきました。

それでも、徐々に行動できるようになったのは、新入社員時代から、「パラレルキャリア(複業)の経験を通して、定期的に未経験のことに挑戦する体験を、自分にプレゼントしてきた」から。

パラレルキャリア(複業)や起業をされている方のインタビュー記事を見ると、「初めから、お金を頂きながら新しいスキル、ノウハウを学ぶ」ことを選びました、と仰っている強者もいらっしゃいますが…心配性、慎重派な私は、とてもお金を頂くことによって発生する責任感に耐えられません。

だから、「少しずつ、無償でも、未経験の事に挑戦して実績をつくる」事を優先してきました。

 

一度経験すると、上手くいって他でも応用できそうなこと、改善の余地があること、の両方が見えてきて、似たようなプロジェクト、仕事の話が来た時に、「〇〇という形でしたら、お手伝いさせて頂けると思うのですが、どうですか?」なんて、提案出来るようになっていきます

マルチ・ポテンシャライトが、未経験を仕事にしていく時のコツ!

これは、私個人の考えで、パラレルキャリア(複業)をする人の中ではまだマイナーな考え方ですが、

パラレルキャリア(複業)では、「いかにお金を稼げるようになるか」、よりも、「いかに未経験のことを体験し、実績をつくるか、経験の幅を広げるか、という視点が大事!」

なぜなら、

あなたが仕事を誰かに依頼する立場になった時、未経験の人と実績が既にある人、両方が応募してきたら、

「実績のある人にお願いしたい」と思いませんか?

 

本日の内容は、あくまでも、あなたが、「未経験」の仕事に挑戦したい、と思っている事が前提の話になりますが。

マルチ・ポテンシャライトの人は、1つの事を深く追究することより、同時並行で複数のプロジェクトに関わることを好む傾向にある、

ある程度、自分の中での目的意識が達成されると、次の興味・関心を追究したくなりやすい、

という特徴があるので、

お仕事も、「1つの専門性を深めるより、複数の仕事を掛け持ちする方が性に合っているのでは?」

と、他のマルチ・ポテンシャライトの方とお話していても感じます。

まとめると、パラレルキャリア(複業)で、未経験の事を仕事にしていきたいと思った時、無理は禁物。

自分が安心して取り組める所から、まずは無償でも良いので、挑戦してみて下さい。

無償で先に経験、実績を重ねて、「お金を戴くことに、罪悪感、後ろめたさが無くなったら、有償のお仕事に挑戦するタイミング」。

無償で経験・実績をつくる→やった事について、発信→有償でお仕事を戴く、というサイクルを積み重ねていくと、

次第に、「未経験だから、出来ない」という発想がなくなってきて、新しいお仕事にも積極的に立候補できる自分になっていきます!

マルチ・ポテンシャライトの方は、今のお仕事が順調(収入を得て、生活にもゆとりがある)なうちに、複業で、新しいお仕事の種を蒔いておくと、仮に現在のお仕事に飽きてしまったとしても、安心!

私も、次に広報のお仕事の依頼が来た時は、「自分が心から応援したい!」と思える商品、サービスであれば、お受けしたいと考えています♪

高尾山に登れない人が、いきなり富士山には登れないように、「千里の道も1歩から!」

そして、マルポテさんが、「当たり前」だと感じやすい、「初めての事や環境にも物怖じしない」と言うのも、「あなたの強み・才能」なんです。